2000年 8月 27日 毎トー最終日、今日は男女シングルスの決勝戦だ。GAORAの中継も入り、有明コロシアムで行なわれる。しかも1000円の入場料を取る。気合を入れて観なければ。<タダ券もらったくせに
まず女子シングルス決勝が12時から始まる。試合前、梅ちゃんが權くんと練習していた。仲良しの山田恵都子ちゃんも一緒だ。勝手知ったる関西勢同士だ。
梅原はアズメディア・カップに続き2連勝だ。来週からは日本で行なわれるWTA女子サーキットを転戦する。調子も上向き、ここでどれだけポイントを稼げるかチャンスでもあり、真価も問われる。第1戦は久我山だ。 女子シングルス決勝 梅原 幸恵 6-2, 6-1 川俣 理映
宮地には少々失望した。昨日のストロークの再現を期待していたが、残念ながら裏切られてしまった。燃え上がるような闘志も見られない。炎のスローカーから火が消えたら、単なるストローカーだ。宮地にはまだ老け込んで欲しくないので、あえて苦言を呈したい。 男子シングルス決勝 權 伍喜 6-2, 6-3 宮地 弘太郎
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2000年 8月 26日 毎トーへ行ってきた。あいかわらず観客は少ない。50人くらいだろうか。歴史ある伝統の大会ではあるが、主催者側にひとりでも多くのファンに観に来てもらおうというような姿勢は見られない。例年の決まった行事を消化している、そんな感じだ。せっかく毎日新聞が後援しているのだから、メディアを通じてもう少し広報できないものだろうか。今年はGAORAでテレビ中継されるためか、シングルス決勝は有明コロシアムで行なわれる。ひとりでも多く生で観戦してもらいたいものだ。もったいない。 電話で問い合わせたところ9時40分試合開始という話を真に受けて行ったら、10時試合開始であった。おおうそつきめ。私にとってはこの20分が大きいのだ。おかげで豊洲の駅で吉野家の牛丼を食べ損なってしまった。有明に行く時のささやかな楽しみを奪われた。<ほんまにささやかやね 今日の結果は次のとおり。
男子シングルス準決勝 權 伍喜 6-3, 6-4 原田 夏希
男子ダブルス決勝 佐藤 博康/原田 夏希 7-5, 6-2 辻野 隆三/石井 弘樹
何はなくともまず梅ちゃんの試合を観ねば。今日は慶応義塾大の仲島千晶との準決勝だ。先週、仲島は昭和の森オープンの決勝で田口景子に敗れた。さらに1ランク上の梅原にどこまで戦えるかというのも興味の的だった。ところが、始まってみると驚くほどあっけなく勝負がついてしまった。最後の方は仲島も戦意喪失、抵抗する間もなかった。ここまで差がつくものか。とにかく明日は梅ちゃんの試合をコロシアムで観ることができる。決勝の相手は川俣理映、激しいストローク戦は必至! 続いて宮地弘太郎と山本育史の準決勝を観た。よく考えると私は宮地が勝った試合を思い出せない。いつも負け試合を見ているような気がする。今日も出だしは散々だった。ストロークが乱れに乱れて第1セットを簡単に失ってしまった。ところが第2セットからはぴたっとミスがなくなり、山本を右に左に振り回した。宮地が炎のストローカーだということを認識した。
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2000年 8月 20日 お盆明けの最初の日曜日、道路も空いてて昭和の森テニスクラブには45分で着いた。おまけに駐車場は無料解放していたので駐車料金も助かった。昭和の森オープンは決勝に誰が残っているのか分からなかった。行ってみるとシングルス決勝4人のうち3人が大学生だった。そのなかでも私の注目は近畿大の加藤季温だ。インカレの時はゆっくり見られなかった。最近急激に力をつけているようなので、ぜひ見たかった。同時に始まった田口と仲島の女子決勝も捨て難かったが、女子の試合のほうが長引くことを予想して、男子側のコートに腰をおろした。 今日は土屋のネットプレーが冴えた。加藤のコースをよく読み、ボレーの切れも良かった。加藤は試合中にポケットからボールを3回もこぼしペナルティを取られるなど、けちがついた上に調子はいまいちだった。 男子シングルス決勝 土屋 哲史 6-4, 6-3 加藤 季温
こんな時に限って、どちらの試合も同時に終わってしまうんだよなあ.. おかげで女子の試合中の写真は撮れなかった。ちょっと、残念。 (左上)男子シングルス優勝 土屋 哲史(北日本物産)
(左下)女子シングルス優勝 田口 景子(亜細亜大) (右下)女子シングルス準優勝 仲島 千晶(慶応義塾大) |
2000年 8月 14日 アズメディア・カップ最終日。台風一過、抜けるような夏空が戻った。しかし風はさわやかで、はや秋の気配が感じられる。私の夏休みは終わったが、決勝は絶対に応援に来てくださいね、という梅ちゃんとの約束を破るわけにはいかない。私は女性との約束を今だかつて破ったことはない。どんな手を使ってでも行かねばならない。<前置き、長いって と言うわけで、女子シングルス決勝は梅原が2連覇を果たした。2人とも決して調子はよくなかった。ミスも多く、恐る恐る打っているような感じだった。堀田の方が精神的に余裕がないように見えた。第2セット、タイブレーク、堀田が6−3とセットポイントを迎えた時も、これでこのセットはもらったという気迫が伝わってこなかった。何かを恐れているようだった。このあと、梅原に5ポイント連取されてしまう。 これで今年のアズメディアカップは終わった。あざみ野ローンテニスクラブのインターネット・セクションの方には、レセプション・パーティに潜入させていただいたり、随分お世話になった。この場を借りてお礼を申し上げたい。そもそも私が昨年の大会前にヤキソバの味にいちゃもんをつけてからのお付き合いである。横浜チャレンジャーの時には試合の結果を知りたいばかりに、毎日FAXで結果を送っていただいた。その代わりと言ってはなんだが、私のホームページで結果速報を流した。どれだけ役に立ったかは分からないが、プロテニス日本やあざみ野ローンテニスクラブの方たちの活動には、利益を超えた部分で共感できることが多々ある。これからも私のようなサイトが少しでも役立つようであれば、微力を尽くしたいと思う。
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2000年 8月 12日 アズメディア・カップ第5日。いったん車で出かけようとしたが、いきなり幹線道路は大渋滞。あわてて家に帰り、車を置いて電車で出直した。よくよく考えればお盆休みの初日に、車で移動しようということ自体無謀な話だ。反省。判断が早かったせいもあり、試合開始の5分前になんとか会場に着くことができた。 今日は梅ちゃんこと梅原幸恵の試合が見易い6番コートで行われるので、遅れるわけにはいかない。いつものようにどちらのサイドも見通せる審判の後ろの席に陣取った。カメラマンのMさんから「もう、指定席だね。」と言われてしまった。そう、Mさんに負けない写真を撮るのだ。<ちょっと、無理
梅ちゃんは井上摩衣子と対戦した。前回京都の全日本室内で観た時と、打って変わって気合も入りまくり、動きも見違えた。井上の調子の悪さも手伝い、昨年に続き決勝に進んだ。もう一方の準決勝、堀田朋愛 vs 山田恵都子の対戦は堀田が勝った。もし山田が勝ったら、梅ちゃんと大の仲良しなので、いったいどうなるのか心配していた。こういう時というのは、ウィリアムス姉妹と同じようにやりにくいのだろうか。
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2000年 8月 11日 アズメディア・カップ第4日。連日の暑さのためか、あるいは寝不足のためか、昨日は1日中頭痛が取れなかった。今日はゆっくり休もうかと思っていたが、睡眠を十分取ったら頭痛も消えていた。しかもBBSで島津製作所の江川佑介の話題が異様に盛り上がっていた。「素人っぽい」とか「くにゃくにゃしている」とか。こりゃ、休んでいる場合じゃないっしょ!ジャーナリストの血が騒いで、出かけることとなった。<やれやれ
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2000年 8月 10日 アズメディア・カップ第3日。連日暑い日が続いている。アズメディア・カップは選手にとっても観客にとっても暑さとの戦いである。
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2000年 8月 9日 アズメディア・カップ第2日。今日はシングル1回戦の残りとダブルスの1回戦の一部が始まった。第1試合にどれを観ようか迷ったが、BBSに書き込んでいただいた方のリクエストにより(<してないって)、三和ホームサービスの伊藤幸士のシングルスを観た。残念ながら一方的に負けてしまった。 本当は女子の試合も観たいのだが、女子の会場は金網の中のコートなので極めて写真が撮りにくい。レポートを期待している方(<自分が観たいくせに)は準決勝まで待って欲しい。昨年まで女子は決勝のみ砂入り人工芝のセンターコートで行われていたが、今年は準決勝から移ることになった。 これから観戦に来る方は、ぜひ折り畳み傘を用意されたほうがいい。毎日、暑い日が続いているので、いつ夕立が降ってもおかしくない天気だ。今日も少し降った。
わ〜い、久しぶりのもめごとだ〜!さすが中瀬くんの試合。って、中瀬くんの名誉のために言っておくけど、今回は審判が良くなかった。田口の40−0と言ったあと、30−30に訂正したり、コールが曖昧で混乱を招いてしまった。フォローになったかな?試合のほうは終盤、中瀬くんが右ひざを痛め、田口くんの勝ち。 |
2000年 8月 8日 アズメディア・カップが始まった。第1シードに予定されていた増田健太郎が出場を取り止めたのはさびしいが、運営は一段とバージョンアップした。センターコートであるコート1とコート2の内、奥のコート2は使用せず、観客席をしつらえた。さらに4面連続していたコート3からコート6までのうち、観戦しずらいコート3を観戦用に解放した。これで昨年までと比べずいぶん観戦しやすい配置になった。いままではいったいなんだったのかと言いたくなるが、先入観にとらわれていたり改善しようとする意識がないと、人間なかなか気がつかないものだ。少しでも快適な環境を観客に提供しようという主催者の情熱の現れであると思う。スポンサーも意気に感じたのかコートサイドの広告用看板が一気に増加した。もちろん手作りと思われる。 さて観戦のほうは、第1試合の福田勝志 vs 大木良の試合をじっくり観た。始まりが11時なのでほんとに助かる。福田はあまり調子は良くなかったが、相手のミスにも助けられなんとか1回戦を勝った。連戦の疲れがたまっていたのと、直前の関西オープンが今年はハードコートに変わったために、膝に負担がかかっていたようだ。私などはハードコートで1日テニスをやっただけで、その晩は確実に膝ががたがたになってしまう。JOP上位の選手でも同じなのだ。<くらべるな
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2000年 8月 7日 インカレ第3日、男子シングルスの2回戦と女子ダブルスの2回戦が行われた。驚いたことに2回戦に入っただけで、一気にレベルが上がった。おとといと、えらい違いだ。これからはシード選手といえども、油断していたら足元をすくわれるだろう。
夕方からアズメディア・カップのレセプション・パーティに出かけた。焼きそばが縁で知り合ったあざみ野ローンテニスクラブの方が招待してくれた。正確にいうと、私が押しかけた。<ぜんぜん、違うやん!
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2000年 8月 5日 インカレが始まった。今年から関東と関西で隔年交互開催されるそうだ。今年は幸運にも我が家から比較的近い、昭島の昭和の森テニスクラブだ。噂によると学生の大会は応援合戦が凄まじいと聞いていたのだが、実際行ってみるとそれほどでもなく、いささか拍子抜けした。なかなかお行儀がいい。この大会3連覇したことのある神和住デ杯監督も顔を見せていた。 今日は男子シングルスの1回戦と女子のダブルス1回戦が行われた。男子のシード勢はさすがに強く、陳威儒(日大)、石神理貴(亜大)、加藤季温(近大)、權伍喜(近大)、吉川真司(亜大)らは、危なげなく1回戦を突破した。1回戦ではまだかなりの実力差があり、一方的になってしまう。權の相手が一方的にやられているのを見ていた学生が嘆いていた。「おれ、テニスやるの、いやんなっちゃうよ。あれじゃあ、まるで壁うちだもんな。」ごもっとも!
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