こう叫びたくなる時があるんだよな!


1998年 12月 24日  鈴木貴男くん、全豪オープン出場決定記念!未公開写真!!!

 クリスマスを目前に素晴らしいニュースが飛び込んできました。鈴木貴男くんが全豪オープンの本選に出場することが決定。ストレートインではありませんが、ワイルドカードのアジア枠を与えられました。シューゾーくん以来、ひさびさの日本選手グランドスラム本選出場です。たかおくんはほとんど海外で戦っているので、私も今年見かけたのはジャパンオープンとデ杯ロシア戦だけでした。これで、テレビ観戦の楽しみが増えました。何かやってくれる予感がします。

4月15日 ジャパンオープンのサイン会にて。

9月27日 デ杯ロシア戦にて。スモレンスキーとの対戦でハーフボレーの処理。

9月27日 同じくデ杯ロシア戦にて。この日はとにかく、たくさんサインをしました。




1998年 12月 20日  人の口に戸は立てられぬ

 川崎ジュニアテニス選手権大会の予選を川崎市営等々力公園に観戦に行きました。町田ローンテニスクラブから、私の娘も含めて3人参加しました。私の娘は、全くテニスができず、自滅してしまいました。1ゲームに4回ダブルフォールトをやらかし、しかもそのゲームだけはとってしまうというめちゃくちゃトホホの内容でした。 歴代優勝者には町田ローンの大先輩、井上悦ちゃんを始め、神尾米ちゃん、杉山愛ちゃん、藤原理華ちゃんなどが名を連ねています。今日は井上悦ちゃんを指導したMコーチの娘さんも参加していました。予選の中では、実力が抜きんでており、バックハンドが往年の伊達選手を彷彿とさせます。

 昨日のTBS『筋肉番付』でやっとヨネックスフェスティバルに行った時のセレスの場面が放映されました。残念ながら娘がインタビューされた場面はカットされていました。放映される前に、高校の友達2人にテレビに出るかもしれないとしゃべったそうです。ところが、いつのまにか「出るかもしれない」といった話が「出る」という話にすりかわって、みんなに広まったようです。娘もこれでまた一つ学習したことでしょう。


1998年 12月 13日  今日は、からだがガタガタ...

 来週、娘が川崎のジュニアの大会に出場するので、シングルスを1セットマッチで2ゲーム付き合いました。まだ何とか勝てるのですが、1年後には間違いなく勝てなくなるでしょう。今のうちにしっかりたたいとこ。 若い子の上達の速さには本当に驚かされます。何しろ毎日クラブでやっているので、翌週にはすでにまずかったところを修正しています。今日は、おやじの威厳を保つために必死で戦いましたが、2セット目は両足がつる寸前になってしまいました。トホホ...

 今、タイではアジア大会の真っ最中。テニスの団体は男子銀メダル、女子銅メダルとなりました。それでもマスコミのとりあげ方は、ほんとにさびしいかぎりです。個人戦も始まり、少しはテレビ中継されるようです。金子くんは団体戦決勝で負傷、代わりに個人戦は寺地くんが出場します。タイは暑いので、ちょっとスタミナが心配です。ミックスは岩渕、宮城組と平木、寺地組という組み合わせなので、これは結構おもしろそうです。テレビではやらないだろうなあ...


1998年 12月 6日  日本選手、がんばれ! 来年も応援するぞ!

 やっぱり男子選手の写真いぢってるより、女子選手の写真をいぢってるほうが、楽しいな。(ブツブツ...)

 というわけで、今日は女子選手のトップ10、11月30日付のWTAランキングです。澤松なおぽんは省いています。 きのうは男子選手は不遇だなんて書きましたが、こうやって並べてみると女子選手もかなり危ない! 昨年同時期には100位以内に6人、今はたったの2人です。顔触れもほとんど1年前と変わらず、ベテラン勢は軒並み順位を落としています。つまり次の若手選手が伸びてきていないということです。伊達、澤松に引っ張られてきた財産を使い果たしたという感が否めません。

 今年はたくさん日本選手を見てきましたが、外国選手と比べて技術的に劣っているかというとそうではないような気がします。今年、女子のサテライトで大活躍したオーストラリアのモリックが、日本選手はみな同じようなプレイスタイルで、あまり攻撃的でないので非常にやりやすかったというようなことを言っていました。この発言は日本選手の現状を的確に示唆しているのではないでしょうか。

 日本選手に不足しているのは、技術的にどうこうというのではなく、創造性とか個性とかという問題のような気がしてなりません。それを突き詰めていくと、人と違っていることを善しとしない日本の教育システム、ひいては大人たちにたどり着いてしまいます。伊達が強かった時はそれほど気に留めませんでしたが、久しぶりに伊達の試合をビデオで見ると、なんと個性的で異彩を放っていたのか、びっくりしてしまいます。




1998年 12月 5日  今年も終わり

 今年は我ながらたくさんのトーナメントを観戦にいきました。しかも貧乏観戦なので、大きな大会でも予選や本選の前半が中心でした。サテライトやフューチャーズはほとんど無料なので、安価な娯楽としては最適です。その中で日本男子はほんとに不遇です。私のクラブの人たちに聞いても、女子選手の名前は何人か答えられますが、男子は修造くん以外、まず答えられません。テニスを日頃やっている人でさえこんな状態ですから、やっていない人は何をか言わんやです。

 そんな人のために日本男子のトップ10を写真付きで並べてみました。11月30日付のATPランキング順です。1年前は400位以内にわずか5人でしたから、確実に力がついてきています。出ようと思えば、オーストラリアンオープンの予選ならばこの10人全員、確実に出場することができます。勇気ある挑戦を期待しています。