こう叫びたくなる時があるんだよな!


1998年 7月 31日

  って、レインボウにするこたあ、ないんですが、8月3日からあざみ野ローンテニスクラブで開催されます。ホームページはここ。何じゃ、その大会?と思われる方もいると思いますが、これがなかなかすごいんです。優勝の副賞が、何とチャレンジャー大会への出場権、世界を目指そうとする選手にとっては喉から手が出るほど欲しい権利です。出場選手もすごい、増田の健ちゃん、宮地くん、山本くん、辻野くん、寺地くん。先週までサテライトで戦っていた選手が大挙して出場します。男女共催なのでかなり楽しめると思います。主催者側の意気込みもすばらしく、ケーブルテレビやCSでも中継されます。しかも解説は神尾米ちゃん。松岡シューゾーくんも来るみたいですが何しに来るか書いていないので分かりません。

 町田からはごく近くなので、何日か観戦しようと思っています。サテライトを見逃した方、まだプロのプレイを観たことがない方、あざみ野へGO!


1998年 7月 24日


寺地貴弘くん


宮地弘太郎くん


須貝アレックスくん

 朝、起きてみたら大雨でした。気象庁のホームページでひまわりの画像、天気図、アメダスの様子を調べてみたところ、午後からは雨が上がると確信しました。大雨の中、都心の渋滞を避け、圏央道、関越道、外環を経由して昼過ぎに川口のグリーンテニスプラザに着きました。案の定、着いた時には雨は上がり、コート整備の真っ最中でした。結局、午後1時15分から試合を始めるということになり、しばらく時間があるのでクラブのレストランで腹ごしらえをすることにしました。さすがサテライト、狭いレストランでは選手も観客も待機中、呉越同舟です。もっとも観客らしき人は私を含めて数人しか見当たりません。宮地くんも寺地くんも松下くんも時間待ちでごろごろしています。

 試合の方は、寺地くん宮地くんを圧倒してストレート勝ち、初の決勝進出です。もう一つの準決勝は松下くん対韓国のKwon選手でしたが、松下くんが2セット途中でリタイアしてしまいました。

 とりあえず、試合の模様は『テニス観戦に行ったゾ!』のコーナーに追加しておいたので見てください。もっとコメントしたいこともありますが、今日は写真の編集で疲れてしまいました。お許しください。後日追加します。


1998年 7月 23日

 今日は感動した話を一つ。テニスの話じゃないので悪しからず。今日の朝刊にイスラエルの会社が開発した翻訳ソフトの記事が載っていました。バビロンといって、英単語のある個所にカーソルを持っていき、右クリックすると和訳がバルーン表示されるという単純な和訳ソフトです。簡単な句も認識してくれます。巷によくあるホームページ用の翻訳ソフトは、一見便利なように思えますが、実際使ってみるとかなり怪しげな日本語に訳されて、大きなお世話と思った人も少なくないでしょう。私も依然使ってみたことがありますが、とても使う気が起こらず結局アンインストールしてしまいました。文章まで訳してもらわなくっても単語の意味さえ教えてくれればと思ったものです。バビロンはそういう意味ではぴったりのコンセプトのソフトです。

 驚いたのはこのあとです。しばらく使っていると時々単語を読み違えたり、認識しなかったりすることがあるのです。それほど難しい単語でもないのになんでしくじるんだろう、どこかの会社みたいに開発中のソフトのバグだしのために無料配布したんだろうか、などと思っていました。しかし、待てよ、ひょっとして...

 試しに、テキストではなくイメージデータとして文字があるところでクリックしてみると、何と驚くことにその場所でも和訳するではないですか!そうです、テキストの文字を単純に和訳しているのではなく、ビットマップデータをまず文字認識してから和訳していたのです。これにはさすがに驚いてしまいました。この発想の柔軟さ、独創性、技術力、世の中には何と頭のいい人がいるのでしょう。ここのところ頭の固い連中とばかり仕事をしていたので余計感動してしまった次第です。話が専門的になって済みませんでした。なおサイズが5MB以上あるので、ダイヤルアップでダウンロードするにはちょいと根性が必要です。

 ところで、明日は無理やり休暇をとって、川口のサテライトマスターズを観に行ってきます。誰か行く人、いるかな?


1998年 7月 20日

 娘の通っている都立高校が期せずして都大会のブロック予選を勝ち抜いて、ベスト16に残りました。都内160校あまりの都立高校が16ブロックに分けられています。第1シード福生高校、第2シード町田高校、第3シード小川高校という顔ぶれです。今日はベスト4を決める試合が福生高校で行われるというので、いてもたってもいられず応援に行ってきました。念のため?テニスウェアを着ていったら、知らない学校の女子高生も可愛い声で、おはようございますと挨拶してくれるので、チョーッいい気持ちになってしまいました。いつも通勤電車の中では、エロじじいという目で見られていたのが、夢のようです。

 さて試合の方は、第1シードの福生高校と当たり、3−0のストレートで負けてしまいました。ダブルス2、シングルス3、1セットマッチの3つ取ったところで打ち切りというシステムです。技術的には全く互角なのですが、勝ち方の練習をしていないというのが率直な感想です。今回は団体戦だったのですが、他の高校はたいてい顧問の先生がついていて、試合中もコーチングをしていたのですが、うちの娘の高校は顧問が同行しておらず、生徒だけで試合を進めていました。実際に試合の進行を見ていると団体戦の時、適切なアドバイスをするコーチがいないということは大きなハンディキャップだということが良く分かります。見ていて歯がゆくなってしまいました。

 都立高校のレベルというのは、いわゆる堀越高校とか藤村女子などの有名私立高校とは比ぶべくもありません。プロのあの緊張の糸が張り詰めたようなゲームもいいですが、たまにはこんなほのぼのとしたゲームを観るのもいいものです。皆さんも一度いかがでしょう。ただし不用意に観に行くとエロじじいという目で見られるので、くれぐれも注意しましょう!


1998年 7月 18日

 今日は造形大学の教員・職員・学生の混合チームと親善試合を行いました。皆さん、お疲れ様でした。結果は4勝3敗で、わが相原テニスクラブの辛勝でした。久しぶりの晴天でかなり汗を絞られましたが、のんべの1人がなんと、本格的な生ビールの器材(飲み屋さんにあるガスで圧縮するやつ)を持ち込んできたおかげで、思わぬおいしいビールを飲むことができました。飲むことに対するおじさんの、すさまじいまでの執念にはただただ驚嘆するばかりです。この執念がもっとテニスに生かせればなあ...

 アメリカのチャレンジャーでは鈴木貴男くんが大暴れしています。今週もベスト4に残っています。先週、先々週と2週連続で優勝しているので、よもや3週連続優勝というのも夢ではありません。テニス界にとってはとんでもない快挙だと思うのですが、新聞もテレビも全く報道しません。サッカーや野球やゴルフばっかりじゃなく、もうちょっと、何とかならんのかと思うのは私だけではないでしょう。


1998年 7月 12日

 連日テレビで垂れ流され続ける予告編に急きたたされるように『ゴジラ』を観に行ってきました。別に予告編が面白そうだから、たまらず観に行ったのではなく、早く観に行かないと止めどもなく垂れ流される映像で、ほとんどストーリーが想像できてしまうからです。ゴジラの映像が出るたびに顔をそむけるのが大変で、最近は間違ってもテレビの新作映画案内は見ないようにしています。最近の予告は巧妙で、ちょっと見ただけでは何のCMかわからず、油断していると突然ゴジラが現れて、顔をそむける暇もないと言うありさまです。本編でも、最初はしっぽだけ、次は足の先というように次第に全体像がはっきりするよう演出されているのに、観に行く前から姿がわかっていたんじゃ、監督の演出も台無しです。私から見れば、まるで“早く観に行かないと全部ストーリーをばらしてしまうぞ!”と映画会社から脅かされているようなものです。ひょっとして、これは高度に進化した、新手の宣伝法なのでしょうか。ところで本編は私の嗜好とぴったり一致して、おもしろいことこの上なし!


1998年 7月 5日

 ウィンブルドン女子決勝はあの?ノボトナの初優勝!私も、思わずウルウルきてしまいました。5年前のグラフ戦の大逆転負けのことを、みんな承知しているので、観客の方がハラハラドキドキ。ノボトナが第2セット第3ゲームでダブルフォールトを3回おかした時は、また病気が再発したのかと心配してしまいました。この後からは、もう戦う相手はトージアではなく、ノボトナ本人だということが、まるで目に見えるようにゲームは進んでいきました。表彰式ではケント公夫人と長々と会話していたのが印象的でした。いったい何を話していたのでしょう。今回はほとんどの観衆がノボトナに判官びいきしていたので、トージアにはちょっとかわいそうでした。

 昨夜は飲んだくれて帰ってテレビをつけてみたら、クライチェクゴーランがとんでもない試合をやっていました。最終セット10-10、風呂にも入らず見始めたら、なかなか終わらないではないですか。結局クライチェクのファーストサービスが入らなくなったところで万事休す、結局15-13でゴーランが決勝進出しました。でもさすがビッグサーバー同士、こんなにもつれても試合時間は3時間ちょっととは驚きです。もしこのスコアでクレーコートでのクレーコーター同士のゲームであれば、いったい何時間かかるやら...